赤ちゃんの歯が生える時期っていつから?
赤ちゃんの愛くるしい笑い顔を見ると、
つい笑顔になってしまいますよね。
どの赤ちゃんも個性豊かなかわいらしい表情をしています。
でも、ママはどきどきはらはら、
だって周りと少しでも違うと気になってしまうものです。
生後3か月の赤ちゃんに前歯が生えてきたけど、
周りの同じ月齢の赤ちゃんの歯はまだ生えてない…とか、
“みんな歯が生え始めている…”ウチの子はまだ歯が見えない…と、
どちらにしても不安になりますよね。
つい周りの子と比べてしまいがちです。
歯が生えてくるのが早かったり、遅かったり、
生えてくる気配が無かったり。
それはママの正直な心配な気持ちです。
心配されているママに赤ちゃんの歯が生える時期について
詳しくまとめました。
☆赤ちゃんの歯が生えない!いつごろから生えるの??
赤ちゃんの歯が生える時期には個人差があります。
乳歯の生え始めは生後3~9か月ぐらいが一般的、
赤ちゃんによって差があるのは普通です。
中には、生まれた時にすでに1本生えていたり、
1歳を過ぎてようやく1本目が生えてくる子もいます。
早くても遅くても、赤ちゃんの個性もあるので
あせらず様子をみましょう。
≪うちの子は遅い?歯の生え始めの目安≫
「歯の生え始めが遅いのでは…」と、
心配していませんか?
特に初めての赤ちゃんの場合は、ほかのお子さんと比較して
戸惑うことだらけかもしれません。
でも、みんな体の成長のスピードが違うように、
歯の発育にも個人差があるので大丈夫です。
実は赤ちゃんの歯は、お母さんのお腹の中に
いるうちから作られ始めています。
妊娠6週目~7週目くらいには乳歯のもとになる
歯胚(しはい)が作られ始め、
妊娠10週目のころまでにできあがっていきます。
≪赤ちゃんの歯の生え始めの時期≫
通常、生後6か月~9か月くらいで最初の1本目が
生えることが多いです。
歯の生え初めには「乳歯の芽」が内側から出始めようとして、
歯ぐきが盛り上がっていき、
そこを赤ちゃんが気にするようになっていきます。
そうなると、よだれが増えたり、
お口の中に自分の指を入れていじったりします。
乳歯の生えかけている部分がむずむずとしたり、
くすぐったくなったりして、その違和感がどうしようもなくて、
ご機嫌ななめになったりもします。
そういうときは、お口の中を見てあげてみましょう。
また、そのせいで夜泣きをしてしまう赤ちゃんもいます。
一般的には下の前歯から生え始めます。
ただし、あくまでもこの『歯の生え始めの時期』は目安なので、
9か月を過ぎてもまだ生えない赤ちゃんもいます。
また、まれではありますが、生まれたときから歯が生えていたり、
1歳を過ぎてもなかなか1本目が生えなかったりする子もいます。
歯の生え初めは赤ちゃんの個性によっても、
その時期は変わってきますが、
1歳3か月になっても歯ぐきの盛り上がりが見られなかったり、
その前でも歯が生える気配が全然無い時には
1歳児健診の時に、医師に相談してみたり、
少しでも不安があるときは、迷わず小児科、小児歯科医に相談し、
お子さんの身体や歯の状態がどうなっているのか診てもらいましょう。
☆赤ちゃんにも個人差がある!歯の生える順番はみんな違う!!
歯の生える順番の目安があります。
≪歯の生える順番の目安≫
①生後6か月~9か月ころ
下の前歯から生えてくる
②生後9か月~10か月ころ
上の前歯が生えてくる
③生後11か月~1歳ころ
上下の歯が4本ほど生えそろう
④1歳2か月~1歳半ころ
奥歯(第一乳臼歯)が生えてくる
⑤1歳9か月~2歳ころ
犬歯が生えてくる
⑥2歳半ころ
奥歯(第二乳臼歯)が生えてくる
※あくまで目安のひとつにすぎません。
2歳半~3歳ころまでにすべての歯が生えそろっていれば、
生える順番はそれほど気にする必要はないでしょう。
歯の生えるスピード、順番にも個人差があります。
他の子と少し違っていると過剰に心配してしまうこともあります。
少しでも不安に思うことがあったら、
気軽に小児歯科医または小児科医に相談して、
わからないこと、不安なことを聞いておくようにしましょう。
☆みんな違うから愛らしい
まわりの赤ちゃんと比べ、自分の子だけ早く歯が生えてきたり、
歯が生えてくるのが遅かったりすると焦ってしまいますよね。
実際には、生え始めは赤ちゃんによって個人差があるため、
神経質にならなくてもよいかと思います。
また、生える順番についても多少の前後はあるものです。
個人差、個性、言い方は色々ですが
『みんなちがってみんないい(金子みすず)』という言葉もあります。
歯の生え初めも赤ちゃんの個性だから、
愛らしい笑顔のもとになっているのではないでしょうか!?
お医者さんに大丈夫と言われても、どうしても不安や心配が
拭えないときにはカウンセラーさんに
お話しを聞いてもらうという方法もありますね。