何が必要?生後2ヶ月の赤ちゃんと実家にお泊まりするとき
赤ちゃんが生まれて2カ月。赤ちゃんを迎え、
嬉しさも大変さも感じる日々を過ごしている頃ですね。
またそんなご自身の毎日の育児の話や
赤ちゃんの成長の様子を実家のご両親に
聞いてもらいたくなる頃でもあります。
では実家へ帰省する際、どのような事に
気をつければいいのでしょうか。
この2カ月の頃はまだ体の機能が
出来上がっていない時期ですので、
数々の注意しなければいけない事があります。
専門家の意見や体験も含めお伝えしていきたいと思います。
① 生後2ヶ月の赤ちゃんと帰省するなら車が楽?
生後2カ月の頃は、まだ首が座っていないお子様が
多い時期です。
首が座っていない赤ちゃんのこの時期の移動は、
ベビーカーでは必ずフラットタイプのA型に
しなければいけませんし、首が不安定な状態になる
おんぶの移動もまだできません。
かならず、首下の辺りを包み込むような抱き方で
移動してください。
この場合の抱き方は横抱きでも縦抱きでも構いませんが、
必ず安定した抱き方での移動が基本になります。
2カ月で首が座っている赤ちゃんもいますが、
まだまだ体の機能が未熟なので、首のあたりに
気を配りながら移動させてあげましょう。
ベビーシートには、新生児専用のもの(新生児~12カ月)や
新生児から7歳前後まで使えるものがあります。
更にそのベビーシートの選び方もとても重要で
良く旅行に出かける方なら購入するか頻繁に
車での移動は少ない方ならレンタルもあります。
ベビーシートの利点は赤ちゃんを乗せて移動できて、
お家や滞在先ではロッキングチェアとしても使える事です。
これは「トラベルシステム」という機能がついている
ベビーシートであれば、専用のベビーカーにベビーシートを
ドッキングできます。安全な使い方で使いこなせば、
車での旅行や滞在先でも使えます。
本体が3㎏未満の軽量のものや、衝撃や振動を
カットしてくれるシートが搭載されているもの、
日差しを防いでくれる日よけなども
装備しているものなど様々です。
お勧めしたいトラベルシステム対応のベビーシートを厳選してみました。
●軽さで選ぶなら…
カトージ juba
重量は2.9㎏で一人での移動する事が多い方には最適です。
専用ベビーカーに取り付け可能です。
カトージHP https://www.katoji.co.jp/store.html
●安全性に重視するなら…
サイベックス CloudQ
本体重量は5.4㎏と重いですが、ECE-R44の安全基準を
超えた厳しいテストでトップクラスの判定を得た
ドイツメーカーのチャイルドシートです。
車外での移動中にシートをフラットに変化させることが
できるので寝かしつけに最適です。
赤ちゃんの為の安全性や快適性にこだわったシートです。
サイベックスHP http://cybex-online.com/jp/pushchairs/mios.html
マキシコシ ペジルプラス
頭部と首を側面衝突から守るⅰ-size基準に対応した
安心のベビーカー。重量は、4.55㎏で少し重くなります。
マキシコシHP http://www.maxicosi.jp/lineup/
●国産メーカーで選ぶなら…
コンビ EX COMBIグッドキャリー
衝撃・振動をカットするコンビ社独自開発の
「エッグショック」がついています。
国産ならではの利点は、コンビの対応ベビーカーと
ドッキングさせた場合の操作方法や折りたたみ方を
意識して選んだ方が良いですね。
小回りがきく事や、持ち運びしやすいものがお勧めです。
コンビHP http://www.combi.co.jp/products/stroller/
② 生後2ヶ月の赤ちゃんと帰省するのに新幹線は大丈夫?
生後2カ月の赤ちゃんだけなら新幹線の料金がかかりません。
乳児・幼児の6歳以下のお子さんが3人以上になる場合は、
子供料金がかかります。
できるだけ、楽に移動するためには座席は
一番後ろを予約してください。
そこに少し広いスペースがあるので、
ベビーカーなどの荷物を収納できます。
多目的室もオムツ替えや授乳に利用できます。
多目的室は編成によって設置号車は変わっています。
16両編成は11号車、8、12両編成には7号車に
設置していますので予約の際には多目的室が
近い号車にしましょう。
多目的室は、お体の不自由な方が優先になっていますが、
ご利用がない時などは車掌さんに声をかけて
利用させてもらえます。
授乳や着替え、気分が悪くなった時などは、使えますね。
山陽新幹線は洋式のお手洗いにはオムツ交換台、
北陸新幹線の様式お手洗いにはベビーベッドを
設置しています。
首すわり前から使える抱っこ紐も楽な姿勢を
親も赤ちゃんも保てますので、長時間の移動には
利用してくださいね。
③ まとめ 長時間には車で移動がお勧め
ママや赤ちゃんに負担をかけない移動は安全な車が
お勧めですが、新幹線を利用される方は、荷物などは
できるだけ減らしていくと負担を減らせます。
行きや帰りは必要最低限の財布と
赤ちゃんの荷物のみ持っていき、家族の着替えや
洗濯物やお土産は郵送する方法もあります。
インターネットで集荷依頼もできますので、
荷物を箱に詰め、集荷依頼さえすればドライバーが
自宅まで来てくれます。
赤ちゃんやママの負担が少しでも軽く、
元気な姿で会いに来てくれることが実家ご両親の願いです。
ママも笑顔で可愛い赤ちゃんのお披露目ができますように。