ぬいぐるみの洗濯方法って??自宅で洗うコツ!!
暖かくなってきましたら、普段洗わないものも
洗濯したくなりますよね。
ぬいぐるみも普段はなかなか洗わないものなので、
置き場所によっては、ほこりや油が染み込んでいて
想像以上に汚れています。
お子さんの触れるものですので、
正しい洗い方・干し方を知っておきましょう。
どのような洗濯をする際でも、一番に先に
確認していただきたいのは洗濯表示です。
繊細な素材が使われているもの、洗濯機に入れると
取れる恐れのある装飾があるものや、
一般的な柔らかいぬいぐるみでないものは、
押し洗い・水洗いなどができないので
クリーニング店で相談してみてくださいね。
① ぬいぐるみ洗濯に重曹もおすすめ!!
まず、基本的な洗い方ですが、ぬいぐるみの大きさに
あった洗面器や浴槽などにおしゃれ着用洗剤を
常温の水で溶かします。
この中で、ぬいぐるみを優しく
手洗いしてあげてください。
汚れのひどい箇所は、おしゃれ着用洗剤を
直接塗布して、その部分を優しく
揉み洗いしてください。
頻繁に洗うものではないので、生地から
色が出てくるものもあります。
つけ置きにせず、様子を見ながら
洗ってあげてください。
小さなお子様のお気に入りのぬいぐるみだと、
合成洗剤で洗うのをためらう方もいらっしゃいますね。
そんな場合は重曹洗剤がお勧めです。
掃除や洗濯でも使えますし、入浴剤などの材料や
料理のあく抜きや膨らし粉としても使われているもので、
赤ちゃんや子どもの手や口に触れるぬいぐるみの洗濯には
とても適していますよ。重曹洗濯の作り方もとても簡単です。
●洗剤と混ぜて使う方法
合成洗剤ではない洗濯用液体せっけんと重曹を
溶かして、押し洗いをします。
合成洗剤ではないものとは、天然油脂と
アルカリで作られていて、品名に洗濯用石けんと
表示のあるものです。
●洗剤は使わない方法
重曹大さじ2杯、過炭酸ナトリウム大さじ1杯、
クエン酸小さじ1杯を30~50℃のお湯で溶かして
混ぜて押し洗いをします。
重曹は油汚れに効果があります。
そこへ、酵素系の漂白・除菌効果のある
過炭酸ナトリウムを足せば、更に白く仕上がります。
注意していただきたい事は、重曹は水に溶けにくいため、
30~40℃くらいのお湯をご使用ください。
溶けていない状態で、洗濯槽などに入れると
つまりの原因になるからです。
色落ちの恐れもある為、ぬいぐるみを洗濯する際は、
まず目立たない部分から濡れたタオルなどを
当ててみて色落ちの有無の確認をお勧めします。
② ぬいぐるみの洗濯を失敗する原因!!
正しく洗剤を使い優しく押し洗いした後は、
きちんと水分を取ってあげましょう。
失敗する原因の大きな原因が雑に扱う事ですね。
ぬいぐるみを扱うのは、丁寧に優しくが基本です。
洗い終わった後は、タオルなどで優しく水分を
ふき取ってあげてから、ネットに入れて
3分程脱水にかけます。
一気に3分回さないで、1分を3回に分けて様子を
見て形を整えてあげてください。
こうする事で、中身の片寄りを防げます。
脱水の目的は水分だけでなく汚れも一緒に飛ばす
効果があります。
脱水をしないで干すと型崩れや黄ばみなどが
出てくる事もあります。
直射日光の当たらないように干すことも大切です。
ドライヤーで直接風を当てて乾かしてあげるのも良いですよ。
③ まとめ 洗えないぬいぐるみもあるので注意が必要です!
ぬいぐるみの洗い方をご紹介してきましたが、
どうしても洗えないものはありますので、
洗ってしまう前に確認しておきましょう。
●表示がシルクや革製品で、手洗いはできないもの
●機械などが入っている
●色落ちしそうな色柄物が使われている
●洗濯機などに入れると型崩れしそうな素材が入っている
●装飾品が沢山ついてあるもの
これらのものは、家では洗えないものですので、
クリーニング店へ相談してくださいね。
せっかく作った洗剤につけっぱなしや、力を入れ過ぎて
洗ったりするのも失敗の原因になりますので、
工程毎に様子を見ながら洗濯してあげてください。
愛情を持って取り扱い、洗いあがったぬいぐるみを
見るとお子様だけでなく自分にとっても、
心もきっと晴れ晴れとした気持ちになれますよ。