まだ取れる!?染み抜きのやり方教えます!
お気に入りの洋服に“染み”!?
久しぶりにクローゼットから出したときの
ショックはいうまでもありません。
クリーニングから戻ってきたときは…
というか確認した記憶がない…
普通の洗濯では落ちない染みも悲しいけど。
クリーニング屋さんに再度染み抜きをお願いすることが
頭に浮かぶ・・・その前にちょっとチャレンジしてみよう!!
まだ間に合うかも…チャレンジしてみよう!
場所は胸元なので恥ずかしながら食べこぼしだろう、
薄い茶色だし、ケチャップや醤油のソース類をうたがい。。。
用意する物
・液体の漂白剤(市販されている家庭用)、
・中性洗剤(キッチン洗剤)、
・マグカップ(なるべく口が大きいもの)
・お湯(90度以上)
・小皿
・歯ブラシまたはスプーン
① 大きめのマグカップに90度くらいのお湯を8割ほど注ぐ、
湯気が40度位になるように。
② マグカップの上に、お湯につかないように
染みがついた部分で覆うようにかぶせる。
③ 小皿に漂白剤を出しておき、
歯ブラシに漂白剤をつけて、
染みが外側にいかないように、染みの周りから塗っていく。
マグカップのふちをおさえて
衣類をピンと張ると塗りやすい。
④ 染みの中心まで、こすらないように
(染みがにじんだり生地が傷んだりしないように)注意して、
まんべんなく漂白剤を塗っていく。
漂白剤は、粉タイプのものと液体タイプのものを混ぜるとより効果が
アップするらしいけど、ないので液体だけでやってみました。
「ハイター」など塩素系漂白剤は、有毒ガスが発生するというので、
くれぐれも混ぜないように気をつけましょう。
⑤ 蒸気で漂白剤が少しずつ泡立ってきたら汚れ落ち効果がアップのサイン。
⑥ 10秒ほど待って、そのまま中のお湯で染みの部分を
じゃぶじゃぶと洗います。
歯ブラシやスプーンの柄を使ってぐるぐる回して
マグカップ洗濯機です。
時間が経ってしまった汚れなので、
1回では落ちきれない。
もう一度トライ、同じ工程を繰り返してみたら、
だいぶキレイになってきました。けど、まだうっすらと残っています。
で、マグカップのお湯を取り替えて次はキッチン洗剤を使ってみました。
なんとか無事に染みは消えてくれました。
再度クリーニングに出さなくてもすみました。
頑固な油の染み抜き!時間がたった場合のやり方は?
跡が残ってしまう油の染み。何度洗濯しても、
落ちないというにくらしい染みが油ですよね。
最終手段としてクレンジングオイルを使ってみました。
お化粧を落とすためにつくられているクレンジングオイル。
油分を含んでいる口紅やファンデーション。
クレンジングオイルは、その油分を含んだお化粧を落とすので、
油汚れも落としてくれるそうです。
◎用意する物
・ 汚れてもいいタオル(2~3枚)
・ クレンジングオイル
・ 歯ブラシ
・ ぬるま湯
注意
色落ちの可能性があるので、
色や柄の入ったものは、目立たないところに
クレンジングオイルや洗剤をつけてみて、
色落ちしないかどうかを確認することが○。
色落ちの可能性がある場合は、
クリーニング屋さんに持って行くことをお勧め。
① 染み部分にクレンジングオイルを垂らす
汚れてもいい乾いたタオルを敷き、染みのついた部分が
上になるように置いて染みの部分にクレンジングオイルを垂らします。
② 歯ブラシでトントン叩く
歯ブラシで、染み部分を軽くトントン叩きます。
ゴシゴシこすると、染みが広がってしまうし生地も痛むので
優しくたたいてあげます(きれいにな~れ)。
下のタオルに染みを移すイメージで。
③ ぬるま湯でもみ洗いして普通に洗濯
染みが気にならなくなったらクレンジングオイルをつけた部分を、
ぬるま湯でもみ洗いします。クレンジングオイルがキレイに
洗い流されてら、いつもと同じくお洗濯。
乾かして、染みのあったあたりを念入りにチェック、残ってない(^-^)
油の染み抜き完了です。
クレンジングオイルでも落ちなかった場合は、
クリーニング屋さんに持っていくことを覚悟のうえで挑んだので、
今回はクレンジングオイルの勝利。
ういたクリーニング代でなんか食べよう(*^_^*)。
カレーやチョコレートの染みにもクレンジングオイルは効果的という話しです。
簡単にシミ抜き!魔法の水ってどんなもの??
市販の染み抜き剤で落ちなかった染みが
【魔法水】でなら落とせるという。
しかも<作りたて>の魔法水でないと効果は得られないと。
市販品はいわゆる<作り置き>なので、効果も抑えぎみらしい。
<作りたて>は魔法水の魔法の力が強い…ではなく調合された成分が
化学反応を起こしている真最中に使うので、染みを分解する効果が
絶大に効くようです。
と、いうわけで、さっそく魔法使いになってみました。
【魔法水】を作ってみる
☆ 分量 ≪黄金比≫
・液体の酸素系漂白剤-小さじ3
・重 曹 -小さじ1
・食器用中性洗剤 -3滴
染みが大きいので、
この比率で分量をふやします。
混ぜすぎると化学反応を起こして効果がなくなるのというので、
かき混ぜるのは軽く5回ほど。
化学反応が活発な3時間以内に作業を
終了させます。
一定の時間がたつと効果が薄れてしまうので、
作り置きは無駄になります。
なかなか落ちにくい血液の染みも、
魔法水にかかれば嘘のように落ちるはず。
①乾いたタオル(染みが移って汚れてもいい物)の上に、
シミのついた箇所を上にむけて置く。
②歯ブラシに魔法水を付けてトントンと軽くたたきます。
反応してブクブクと泡立ちます。
③染みの箇所をタオルのきれいな面にずらしながら
繰り返す(3回~5回)と、染みがタオルに移ります。
④最後に水で魔法水をよくすすぎ、洗濯機で普通に
洗って染み抜き完了。
⑤これが大切
魔法水を使った後は、必ず“水”ですすぎ、洗濯機で丸洗いすること。
魔法水が服に残っていると、少しずつ生地の色を
溶かしてしまう(色褪)こともあるので要注意です。
「生物から出るあらゆる汚れ」、血液などはとくに落としにくいけれど、
魔法水をつけると、血液に含まれる酵素成分に反応してブクブクと
泡立ち、分解されるようです。
【魔法水のつけ置きも、化学反応が強く働きすぎるのでよくないので要注意です】
まとめ
*“染み”って落とせるんだ~~~
染みがついてしまうとすぐにクリーニング屋さんに頼ってしまいがちです。
洗濯表示が新しくなって、解りにくいと諦めることも多くなりました。
それでも、たまに自分で落とせるとすごく嬉しい気がします。
『落ちなかったらクリーニング』と決めているとはいえ、
試してみるものですね。