要注意!沖縄の硬水は髪の傷みの原因に!
沖縄は水がまずい!沖縄の水は硬度が高い!と言う話を聞いた
ことある人も多いのではないでしょうか?
しかしそれがどれぐらい弊害があるのでしょうか。
まずは『軟水』『硬水』の違いを簡単に説明していきます。
u 水の硬度は水に含まれているマグネシウムや
カルシウムの量で決められます。
地層などを通ってマグネシウムやカルシウムを
溶けだして水に含まれるんですが、
それが少なければまろやかで飲みやすい
『軟水』になります。
その逆にたくさんのマグネシウムや
カルシウムを含めば含む程
硬く飲みにくくなるのが『硬水』になります。
世界保健機関(WHO)の基準によると…
Ø 水1000mlに対しマグネシウムとカルシウムが
溶けている量が120mg/l以下を『軟水』と
120mg/l以上を『硬水』と
いい2つに分かれています。
また一般的には…
0〜100mg/lを軟水、101〜300mg/lを中軟水、
301mg/l以上を硬水と言われ3つに分かれています。
ちなみに東京の硬度は60mg/l前後で軟水です。
では沖縄どれぐらいなのでしょうか。
硬度が低いところで33mg/lから高いところで92mg/lです。
(平成26年度調べ)
低いところでは東京より低いということなので弊害がある
とは言えません。
高いところでも100mg/l以下なので
こちらも弊害があるとは言えません。
少し前までは硬水の地域もありましたが今では水質管理を
しっかりしていて硬度を年々低下させているようです。
ではなぜ沖縄で髪が傷むと言われるのでしょうか?
それは沖縄の紫外線ではないかと思われます。
沖縄の紫外線は夏で東京の1.3倍、冬で2倍もあります。
紫外線により髪への影響は、色素が抜けたり、乾燥したり
艶やかさがなくなったりしてしまいます…。
皮膚の場合、紫外線にあたり続けるとジリジリしたりして
きますが髪の場合、神経がないので気づかないうちに大切な
髪が傷んでしまいます。
なので、沖縄では紫外線スプレーを頭にかけ帽子もかぶる
ようにしましょう!
沖縄の硬水は肌荒れにも影響を
沖縄の水は軟水だと書きましたが敏感肌の人だと92mg/lあると
肌荒れを引き起こす人もいるかもしれません。
沖縄でも島にいくと硬水の場所もあります。
硬度が高ければ高いほどは肌にはいいものではありません。
硬水に含まれるとされるカルシウムやマグネシウムは洗顔石鹸と
合わさると、石鹸カスになり、石鹸カスは水にとけずらく
肌に膜をはってしまうのです。
膜をはると毛穴の汚れが取れにくくなり、肌荒れを引き起こします。
肌がつっぱったり、引っぱられるような感じに
なったりするのもこの膜が原因です。
硬水は乾燥肌にもなりかねるので注意したいですね。
敏感肌で肌荒れする人は、化粧は拭き取るタイプのミルク
クレンジングを使用し、コットンに化粧水を染み込ませて
拭き取るだけにするなどしましょう。
石鹸を使って洗顔する場合はすぐに泡を落としましょう!
顔ももちろんですが、乾燥を引き起こす可能性もあるので身体も
保湿クリームなど塗るよう心がけてください。
沖縄の水はさらにアトピーをも悪化させる!
沖縄の水でアトピーを悪化させてしまうのでしょうか?
軟水に慣れてしまっている肌に硬水を触れることにより
アトピーを悪化させてしまう可能性はあります。
上記にも書いた通り、硬水は肌を乾燥させてしまうことも
あるのでアトピーの人にとっては乾燥はよくないですよね。
紫外線もよくありません。紫外線対策は必須です!
しかし水が人によって合う合わないが大きいと思います。
合わない場合少しでも長く滞在するなら硬水を軟水にできる
シャワーなどを使用したり対策が必要です。
沖縄の水は合わない場合もありますが、
本土より沖縄は湿度が高いです。
特に本土の冬は乾燥が酷いのでアトピーが悪化する人も
います。その点、沖縄は湿度が高いので良くなった!
と言う人もいるようです。
アトピーは人によってさまざまですので一概には沖縄が良い悪い
とは言えません。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
沖縄も本土と変わらないぐらいの硬度になってきています。
しかし、場所によっては硬水のところもありますので
対策をとったほうがいいと思います。
硬水も摂り方によっては身体に良かったりもします!
あくまでも日本人には軟水が合っているとされていますので
摂りすぎには注意してくださいね。